2010年4月19日

ハト小屋の怪

ここ数ヶ月、毎日黙々と模型を作っています。
もくもく。
建築とはかくも楽しき。

私は主に切った貼ったの大奮闘なのだけど、所員の方達の打ち合わせや電話を聞いていると、そこは専門用語が飛び交うプロフェッショナルな世界らしいことがわかる。
熱心に聞いてる訳ではないけれど、一日に2、3回くらい「?」と思う専門用語があって楽しい。「顎」とか「暴れる」とか「鼻隠し」とか。

「鼻隠し」といえば、ホッキョクグマ。
ホッキョクグマは北極にいるから、保護色で白いんだろうけど鼻は真っ黒だから、獲物に近づくときにはバレないように前足で鼻を隠しながら近づく。・・・というウソか本当かわかんない話。



確かに目立ってます、鼻。
ウィキペディア先生によると、ホッキョクグマの狩りの方法は、

「優れた嗅覚を利用し、アザラシの呼吸用の穴を見つけ、そのすぐ近くに身を潜め、獲物が現れるのを待つ。アザラシが呼吸すると、ホッキョクグマはその呼気の 臭いを感知し、前足を穴に突っ込んで獲物を氷の上に引きずり出し、頭蓋骨を噛み砕いて捕食する。 また、氷上で休んでいるアザラシを狩ることもある。アザラシを見つけると100ヤード(91m)以内までは歩いて接近し、気づかれないと30〜40フィー ト(9.1m〜12m)まで身をかがめて忍び寄り、そこから突進して攻撃する。」
のだそうで、隠してないでむしろ一生懸命鼻呼吸しなきゃいけないと思う。


閑話休題。

小学校の模型を作っていたときに、屋上にハト小屋というのがあった。大きさが縦横高さ2メートルくらいの、大きなやつが4つくらい図面に描いてあるので、作る際にどんなんだろ?と思って。それでまず、アラジンのジャスミンが鳩入れてる、あのハト小屋を想像しました。



でも、2メートル角の巨大なハト小屋がいくつもあったら、それで中にハトがぎっしり詰まっていたら、気持ち悪いなぁと思って、ヒッチコックの方のイメージがどんどん膨らむ。



それで、あんまりたくさんハトを詰めるのも考えものだと思って、ハト小屋を上げ底にして百葉箱風にしてごまかしてみました。それを屋上に置いたら、スタッフの人が正解を教えてくれました。
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鳩小屋(はとごや):鳩小屋とは陸屋根の建物で、配管類が屋根スラブを貫通するとき、防水層を保護するために設ける小さな箱のこと。配管類は鳩小屋を経由することによって、水平になるので雨仕舞いが容易になる。
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コンクリートとか金属でできたただの箱で、ハトは入ってないのだと。

小学校の屋上にハト小屋って、ありそうなシチュエーションではあるんだけど。そういえば、このあいだ高速を走っていたら、鳩レースの鳩を載せたトラックとすれ違いました。鳩レースって、まだあるんですね。がんばれ全国の鳩たちよ。


鳩サブレのお店の本店にある鳩グッズ。鳩が柄についている傘とか、どういうタイミングで使えばいいのかわからないです。おすすめはこれでしょうか。



次は体育館のステージにブドウ棚をつくらねばです。久しぶりにブログを書いたので、色んなものがとっちらかって変な文になりました。元が元なだけにご容赦ください。

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