2008年9月15日

ベルギー、家探し

地図が読めない私は、1分で着くはずの場所に30分もかかって辿りついたり、看板が読めないので人にものを尋ねまくったりして、なんとかやっています。勘と度胸で押し切ってるだけなので、いずれは限界が来るのでしょうが。
ここで意外にも、赤ちゃんレベルのイタリア語が理解を助けてくれたりしています。

しかし何より大変なのが家探しです。
今日はやっと天気も晴れたので、トラムに乗って散策しながら空家探し。

A LOUER / TE HUUR = FOR RENT

この張り紙を探して、うろうろとさまよい歩きます。

とはいっても、助けてくれる人がいて。イタリアで知り合った人の友人で、こっちに住んでいる人に前々からメールで相談に乗ってもらっていたのですが、今日はお家にお邪魔した上に、車でブリュッセルの街を回って、空家探し&ガイドをしてもらいました。

ブリュッセルは色々な国の人が集まっているのと、地区の開発のされ方がバラバラだそうで、街区やエリアごとにがらっと雰囲気が変わります。学校のある道の南東はturkish neigborhood、道の北西はnorth-afrikan neigborhoodで、ちょっと猥雑なエリアです。でも大きな通りを挟むと、EU本部周辺エリアになるので、とても高級な雰囲気のエリアに。

EU本部があることもあって、外国人の流動が激しいブリュッセルでは、不動産事情も変わっているそうです。なんといっても、売り物件がとっても 安い。たとえば、中心に近いエリアでギルドハウスのような建物まるごとで、500,000€~くらい。賃貸でこれに相当するような物件を探すと、だいたい 1000€はくだらないのでブリュッセル滞在が5年以上なら、建物を丸ごと買ってリセールした方が得するのです。物件によっては3年で利益がでるものもあ り。ただし入れ替わりが激しいので、サブプライムみたいなことにはならないそうです。

ここは高い地区だけど住むにはいいとか、ここは便利だけど住むには良くないとか、ここは夜危ないとか実際に街をぐるぐる回りながらアドバイスをもらうことができたので、とてもよかったし楽しかった。

偶然にも、彼は昔ミラノの大学でアーバンデザインを教えていたとのこと。人との出会いって、どこでどうつながっていくかわからないものだと思いました。

それにしても、イタリア人は親切。時間も約束もきっちり守るし、綺麗好きだし、優しいし。
見ず知らずの人に対しても惜しみなく力を貸してくれるなんて、私にはできるのだろうかと思います。

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