置き土産たち

①引っ越した当日、トイレを流したら、その後何時間たってもタンクがゴボゴボいう音が止まない。な、なにか壊したか？と心配になってパイプやら 何やらを調べていたら、タンクの中にこれが詰まってた。トイレに入れるタブレット。なぜに袋ごと入れるか。これは溶かして使うもんなんじゃないんか。











②食器棚の中に置かれていたこの人。うっかり「あ、またユーカリ」とスルーするところ（※我が家では父が家のいろんなところにユーカリの葉っぱを置いているので）だったが、ここにユーカリがあるわけない、てかこれユーカリじゃない、と気づく。だれ？












③私は綺麗好きではないけど、掃除は好き。草むしりとかガラス磨きとか、単調で地味な作業に夢中になる。この日は台所をピカピカしようと、油で汚れているコンロとオーブンをせっせと磨いていた。ついでだからオーブンの中と網もツルツルに仕上げようとオーブンを開けたら先客がいた。一瞬何か住んでいるのかと思って（ネズミとか）血の気が引いた。死体じゃなくてよかった。食べかけは捨てといてほしい。











④掃除機の中のゴミ袋が満タン。中にクモとか虫とかが住み着いてたらどうするんだ。


⑤仏陀の置物。契約書の中にも明記されてる。「この家から出ていく時は、ちゃんと元通りにしていくこと」とある。














⑥ドナルド。彼も契約書の中に登場する。













他にも隠し戸棚の中に晩酌セットがあったり、収納の中にシャネルのホームフレグランスがちょびっとだけ残されていたり。食器棚にはヘラクレスのアニメのどんぶりが。どんな人が住んでいたのか全然想像できない。