2008年11月5日

マーストリヒトがよかったはなし

さて、昨日は1時間しか寝てないし、バスの中じゃ寝たんだか寝てないんだか程度の、むしろ中途半端で疲れる程度の睡眠しかとれなかったのだが、スタジオの最終エスキスが明日に迫っているので当然今日も十分な睡眠は望むべくもない。しかも明日は誰も起こしてくれないが、早くに起きて学校へ行かなくちゃならない。

それだからして、ブログを書いている暇があったらとっととエスキスの準備を終わらせて少しでも早く寝るべきなのだが、まだ元気だし、今日のマーストリヒトがかなり良かったし、何より寝ることが怖いので、とりあえず作業は後に後に追いやろう。書く気があるうちに書いてしまおう。チャンスに後ろ髪はないのである。こんなことにチャンスもくそもないし、気合いを入れる必要もないんだが。

もちろんこのモチベーションは、くどいがKERAさんの影響であり、今日明日あたりにはすっかり熱は冷めていると思う。以前も、自家製のドライトマトを大量につくったり、野菜料理にはまったり、トマトクリームパスタにハマったり、時代劇にハマったり、モノクロ映画にはまったり、色々ブームはあったのだが、どれもいつもまにか冷めている。おかげで一生懸命撮りためた写真や記録ももはやゴミです。なんと無駄な。それはそれでよいか。

それから授業のこととか建築批評とかをブログ上で述べることも、基本しないつもりです。アホなことがバレてしまうし(隠したからってどうなるもんでもないが)、曖昧さを尊ぶ者は論じること自体に興味がないし、そもそもこのブログは無精者の私が両親とか兄弟とかごく親しい友人たちに、元気に生きていることを伝えるためのおてまみだからです。そのわりには更新しないけど。なので、ヨーロッパ建築探訪や、授業内容・思想批判については、他の人のブログを見てほしいです。

で、今日はオランダのマーストリヒトという街に行ってきた。
再開発地区で半分くらいネームバリューとも言える有名建築家の建物をいくつもみたけど、そんなのはまぁどうでもいいのであって、すごいのが教会のリノベだった。いや、コンバージョンか。どっちでもいいか。要は、使われなくなった教会にちと手を加えて本屋さんとホテル&バーにしたやつが、とんでもなくよかった。

これが本屋さん。三階まであって、祭壇だった部分(アプシスと言ったか)はカフェになってる。

これがホテル&バー。割と地味なゴシックに、赤や紫、緑などの色を組み合わせてる。二階にあがるとレストラン。

エントランス。教会の入り口にアヒルの口みたいなのがくっついている。どっちも元の空間に異素材を組み合わせてるんだけど、光の使い方、合わせ方が上手なんだと思う。ヨーロッパの街は夜も明るすぎず暗すぎず、かつ暖かくて居心地のいい照明を演出するのがとてもうまい。たとえどっか適当な道端であっても様になる。と、イタリア行った時に友人が言っていて、なるほどと思った。

マーストリヒトの中心部はショッピングにも良い。こじんまりとまとまってる割に充実したラインナップだし、路地みたいになってる場所は歩くこと自体が楽しい。もう街はクリスマスの飾りつけを始めてた。セールの時はマーストリヒトかもしれない。そろそろ眠くなり始めたので、いよいよスタジオの準備にかかろうかと思います。

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