2008年11月7日

人それぞれの生き方がある

スタジオで物理の理論をつかうことになったっつーこと前に書いたが、おかげで大変な目に逢っている。速度の計算なんてとっくの昔に忘れたし。

覚えているのは「ハゲのジジィ木の下で」という語呂あわせくらいだったけど、ハゲ・ジジィ・木がそれぞれ何を意味するのかを思い出すのに時間がかかった。普通に速度×時間=距離で覚えた方が早い。ていうかこれなら覚えてるし、考えりゃわかるよ。何をもって先生はこんな意味ない語呂あわせを教えたんだろうか。中学生が喜ぶとでも思ったんか。だとしたらちっとばかし人をバカにしてるんではないか。

断面やら遠近法に関する計算をA4の紙5枚にわたって計算したれいこちゃんは神。

でも少々都合の悪いことにボートが遅いので、つじつま合わせのためにボートの速度をネットで調べた。頭がそっちの世界にいっちゃってるので、どいつもこいつも私に算数の問題を出してきているように思えてならない。

「ボートを購入したいのですが、どういうものがいいでしょうか?」みたいな質問に対する、

「○フィートには△馬力のエンジン、□フィートには◇馬力のエンジンが適しています。○フィートの方はX人以上乗ると速度がZ%落ち、□フィートの方はK%落ちますが、感覚的にはY倍ほどに感じます。△馬力はこの用途に適していますが◇馬力もなかなか悪くありません。船体の重量は重い方が安全ですが、○フィートでは○tが限界です。安全性を重視するなら・・・・」とかいう回答は、もはや物理や数学の問題にしか見えない。

「○○の時は天候が変わりやすいので、××を想定して△に気をつけた方がいいでしょう」みたいなコメントも、「AさんはBさんに借りていたお金の30%をまだ返しておらず、現時点での利率は0.2%です」みたいな計算条件にみえる。

こちとら今日は1分を100秒で計算した人間だい。勘弁してくれ。

それから外人の話す日本語について、私の研究室の外人の日本語はうまいけどちょっとアレだね、と言われた。こちらにはもっと美しい日本語を話す外人がいるらしい。

すみませぬ、彼に日本語を教えたのは私たちであります。確信犯でやったわけじゃないので、何を教えちゃったか記憶は定かではないが、悪かったかも。

でも、まぁ別にいいよね。それはそれで、あれはあれだ。色んな人生があるのだ。だから2.8m/sのボートが8.4m/sのボートになっちゃっても、それはそれでいいのだ。

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