2008年8月28日

帰ってきた

BLOGの更新を怠っていたのは、バカンスだったからというわけではありません。忙しいのでございます。

イタリアでも何かと時間が見つけられず(インターネットポイントは土日は休みな上、平日もしっかりシエスタの時間は休むのだよ)、帰ってきてからは諸々の用事にかかりきり。(帰国後3日間はひたすら寝ましたが。でも時差ボケ治らず)
降って湧いた研究室の仕事に、イタリアの調査記録の整理に、コンペに、語学準備、ベルギーのアパート探しと、荷造りや引っ越し準備と、何かと忙しい毎日であります。挙げてみると余計にうんざりするなぁ。出発まであと14日なのだが。

こんな時に本屋さんに行くと、あれもこれも読みたい本がたくさんあって、でも現実には時間がないので余計なことはして いられないというジレンマになる。学部の頃に、いかに時間を無駄にしてきたか・・・と思ったり、いやいやあの時間あってこその今だよと自分を励ましたり。

でもでも、また水滸伝を読み始める。前回楊志と石秀が死んだところで耐えられなくなって続きが読めなくなっていたのだが、喪が明けました。でも、また次々と仲間が死んでゆく。読むのが止められないのだが、結構辛いものがある。

「さらば」と言って死んでいった仲間を見て「なぜこんな言葉があるのだ」と心に思う場面がある。そこでふと思い出したのが、旅行中の友達との会話。彼女は結婚式などの意味のない式典を否定しつつも、自分の葬式はやるつもりだという。それは、親兄弟や家族が自分とちゃんと別れるための時間であり通過儀礼だからだそうだ。私はむしろ、死んでまで他人に色々な事を想われたくない、と思って葬式したくない人だったので、目から鱗だった。死んでも他人の気持ちを受け入れようと思っているって、すごいなぁと思い、私もちょっと考えを改めたのだった。

彼女の影響もあり、今回の旅行では色々考えたわたくし。イタリア語もたくさん覚えたし(ベルギーで必要なフラ語は覚えてない)、ダンスと水泳の基礎も習ったし、料理の仕方も覚えた。

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