2008年8月29日

Napoli


トラーパニでの穏やかな日々に別れを告げ、
再びカオスに輪をかけたパレルモへ。
気落ちする友人。(私は好きだよ)

パレルモからは船でナポリへ向かう。
船内でストリップショーで稼いで回っているという
お兄さん達にしばし追いかけられる。
見かけとしてはあっち系の人ぽいのに。
まだ見分けがつきません。


一夜明けてナポリ


ゴミ問題だの、治安が悪いのと言われているナポリであるが、
パレルモに比べたら、non è così caotica だ。


海は穏やか。
でも船酔いはする。


ナポリの王宮美術館
このホールのすごさといったら!
階段の隅から天井まで、びっしりと緻密な装飾が施され、
それらが緊張感のある密度と、全体としての空間の威厳。職人技満載。

神は細部に宿るのか、人が神の域に近づこうとした時代だったのか。

友人は、階段の上の小さな小窓から、
こっそり覗く役がやりたいそうだ。
それはなんともうきうきするなぁ。


コレクションには宗教画が多かったけど
こんな写実画もある。
徹底してリアルを追及すると、グロさとか現実味が吹っ飛んで、
かえって絵としての存在が増しているような気がする。
逆にフィクションとしての宗教画の方が、
物語性をもって生きているようで、その違いもまた面白い。

・・・・・・・・・
そして私はなんでもすぐ顔に出るそうだ。
みなさん、私を疑うときはよく顔を見ることです。

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