2008年12月15日

先生が来た(正しくは、いらした)

からだろうか。土曜日はきりっと晴れ。めちゃめちゃ寒い。だって0℃だもん。先生は-25℃のウィーンを体験したことがあると言ってた。-25℃でも普通に呼吸できるらしい。にしても変なヒコーキ雲。

ブリュッセルには特に面白い最近のプロジェクトがあるわけでもなく、オルタなどの有名所はもう見ちゃってるし、ということで運河沿いをとことこ歩いてtour&taxisへ。何枚か写真撮ったり屋上に行ってみたりと一通りのことをして、時間も余ったのでアールヌーボーで有名な楽器博物館に行ってみるのだが、閉館時間。しょぼん。ディズニーランドみたいに混みまくりのグランプラスをひやかし、カフェで時間をつぶす。暖かいものを飲んでほっとすると言う先生にほっとする。

先生と歩いたり話したりするのはとても楽しかった。特別盛り上がるとか、笑いが絶えないとか、知的な会話が繰り広げられたとか、全然そういうのではないのだが。勝手にこんなことを言うのも失礼なのですが、うちの父に似ている気がする。どことなく。だから、いつもとても緊張するのだけどとってもほっとするという、ややこしい感じになる。そして私は相変わらず、何かを論理的に説明しようとすればするほどとっ散らかった喋りかたになってしまう。これ、どうにかならんもんだろうか。

小さい頃から喋るのは苦手で。くだらないことは幾らでも喋れるのに。つまりは頭の回転が遅いってだけの話なんだが。それを改善する楽チンな方法はないもんか。とか思ってるからいつまでたっても成長しないのか。

まぁ、仕事がら訓練も必要だとは思うけど(それはそれで、そう思っとくけど)、脳のキャパシティもあると思うのです。だって死ぬほど読むことが好きなのに読んだ傍から忘れていくもの。この20何年、一度読んだら記憶するとか、そんなこと一度もない。だから水滸伝なんて大変なのです。あんだけ色んな人が次々出てきて次々に消えていくと、もう何が何やら。

もとい、先生は頭いいのだ。これだけまっすぐ尊敬できる人は、片手で数えれるほどしか、まだいない。パリでの仕事のついでとはいえ、寄ってくだすって、留学生の慰労会をしてくださって、いろいろ話してくださって、ありがたいことです。ありがとうございます。

寝てる場合じゃない。はたらこ。

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