カンボジアにはトンレサップ湖という大きな湖があって、雨期のときはこんな海みたいなことになる。果てが見えない。
ちゃんと標識はある。観光化されたからだな。きっと地元の漁師は、ヴェネツィアとか梁山泊の船乗りのように、地理は頭の中に入ってるに違いない。というロマン。
もちろん水上住居。案内人曰く、湖周辺は一番貧しい人たちで、陸にすめない理由がある人もいる。キリスト教徒も仏教徒もイスラム教徒もいるのだそうです。宗教施設もあるのだそうです。何キロも先だと言って、水平線の向こうを指してました。なんだか、服きてない人とか、家が半壊してるのとかを見ると、自分があまりにも楽観的なことに落ち込みます。(昔々、国際協力学という授業をとってたのです。そういうことに憧れて。)
でも、免疫力が強ければ、こんな小屋で一日ゴロゴロして過ごしてみたい、と思ってしまう。マリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいのに」っていうのと似てる。
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